前にも少し書いたことがあるが、私のクラスにはブラジル人女性が2人いる。
2人とも在独歴はもう20年。
1人は3人子供がいるが全員成人し彼女は今1人暮らしをしている。
もう1人はまだ学校に通う子供2人のシングルマザー。そう、2人ともドイツ人男性と結婚し、その後別れているのである。
その話を聞いた時、頭に最初に浮かんだのは
何故にまだドイツにいるか?と言うことだった。国に帰りたくないのか?と。
でもよく考えてみれば、子供はこちらで育っておりこれからもドイツに住み続けるのである。そして自国とはいえ20年の時を経て新しい生活をスタートさせるのはかなり気力のいることであろう。
私は、もし別れることになったらどうするのであろうか?
1人でドイツに残ると言う選択は微塵も考えられないが、今後子供が出来たとしたら?日本に帰るはいいが、馴染めるのだろか?
そんな事も考えずに国際結婚したかと思われるであろうが、心配したのは親の介護、本当にそれくらいだったのだ。
2年目にして初めてリスクを悟ったある日の午後であった。
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