2016/10/19

ドイツ移住から2年経過!移住からこれまでの一例をご紹介します




ドイツ生活も早いもので、もう3年目に突入しました。
(ドイツに来たきっかけは、こちら! )

ここで生活をする中で大きな心の支えになっているのが、外国人の友達の存在。
特に私はドイツ語を勉強するのが本当に辛かったので(今でも毎日辛いがw)一緒に苦しい時期を越えた語学学校の友人との絆はとても堅いです。

中でもブラジル人Viviは同じような時期にドイツに来て、語学学校も最初から最後まで一緒に通い、他にも境遇が面白いくらい似ています。
そこで最近ふと思ったのが、大体移住してから2年ってこれくらいのペースが平均ペースなのかもと言うこと。

今日は私とViviが移住してから今までどんな風に過ごして来たのか、ご紹介したいと思います。


Vivi!

手術した病院のオリジナルワイン!

 

語学学校 


2015年1月〜7月。
全くドイツ語の予備知識がないまま一番下のコースからスタートし(A1) 半年でB1というレベルを取得しました。Viviはこの間にドイツ人パートナーと結婚!



 

仕事


B1取得後、Viviはすぐホテルでウェイトレスとして働き始めました。
私は日本に一時帰国したり結婚して新しいビザを取ったり。
そしてその後、私もホテルでウェイトレスとして働くことになりました。

B1って身近な話題には困らないドイツ語レベルと言われているんですが、終わった直後の感想としては完全に困るレベル。笑

でもホテルだと少々ドイツ語が下手でも雇ってくれる印象です。
サービス部門がダメでも、ルームメイキングなら言語ができなくても大丈夫だし!働きながら、ドイツ語に慣れる期間を作りたかったのは私もViviも同じでした。




アウスビルドゥング


アウスビルドゥングとは日本でいう専門学校。
2016年9月からスタートしました。そしたらなんとViviも同じ9月から幼稚園教諭を目指してアウスビルドゥングを始めていました。

でもお互いB1までしか語学学校に通わずアウスビルドゥングを始めたので、ヒーヒーです。専門用語が飛び交う中ネイティブに混じって授業に出るのは辛い!
B1じゃ足りないと実感しているけど、始めてしまったのでww どうにか励まし合いながら頑張っています。



まとめ



語学学校でB1までを終え、1年2ヶ月。
その間にホテルでバイトをしながら少しづつドイツ語を習得して来ました。

今の語学のレベルは、日常会話はほぼ理解可能、でも知らないジャンルの話は壊滅的という感じでしょうか。笑
ホテルやレストランでのサービス業は問題ないけど、現地企業や専門職に就くにははまだまだ難しそうです。

完全にゼロの状態から移住し、語学も1から学ぶとなると2年経った今でもまだまだ生活は落ち着きません。Viviのアウスビルドゥングは5年、私は2年続きます。
頑張らねば!!



ドイツに来るまでは、語学習得出来るまでどれくらいかかるのか、どんなペースで今後の目標を立てていけばいいのか未知でした。
もちろん人によって様々だとは思いますが、 私とViviはこれくらいのペースでここまでやって来たよ〜という一例を今日はご紹介させていただきました。

2016/10/17

ジャガイモの国ドイツ




慣れとは恐ろしいもので、ドイツに来た当初は驚いたことやハッとすることの連続だったのに最近そういうことがとても少なくなって来ている気がします。

でも、ついこないだハッとすることがありましたよ!
旦那ママがよくご飯を作って持たせてくれるんですが、この間はロールキャベツを持たせてくれたのです。(Kohlroulade:コールロラーデ)
その後家に帰って旦那がサラダとロールキャベツの付け合わせを作ってくれたのですが、


出て来た付け合わせがジャガイモでした。
そうか、付け合わせはご飯じゃないのかとハッとした訳です。


レストランでお肉料理をオーダーするときの付け合わせのチョイスありますよね?
ご飯にしますか?パンにしますか?ってやつ。ドイツだと、


フライドポテトかローストしたポテトかどちらがいいですか?


結局どっち選んでもジャガイモww
みたいなことがよく起こります。

これがジャガイモ大国と言われる所以なのだなぁと実感する瞬間であります。

2016/10/07

悩ましい、、美容室事情!




海外在住の方は悩んでる人も多いのでは?
私もそのうちの一人。

ドイツの美容院にも行ったことがあるんですが、前髪をスカスカにされたのち内巻きにされ、バブル時代の工藤静香(分かるかな〜?笑)みたいなってから、恐ろしくて行っていません。

でもさすがに1年も髪の毛を切っていないと毛先の痛みが激しいので、 美容師をしている友達Pavelに来てもらいました。でも彼のカットもこれまた斬新だった…



ストレートアイロンで髪をまっすぐにしてから、
Pavelがカバンから取り出したのはバリカンwww
ハサミ使わんのかい!!!





斬新だわ〜
ちなみにこの後「どう?私の髪の毛、ヨーロピアンと違った?」と聞いてみると、「めっちゃ扱いにくいわ〜太いし硬いし」と言われびっくり。私日本だと薄毛の類に入るんだけど、こちらだとどうやら真逆らしい。

もう随分長い事黒髪なので、染めたいな〜とか思うんだけど友達に「キレイに保てんから辞めとき」 って言われそうだよなぁと…
ただでさえ硬水にやられて痛みが激しいのに髪の毛染めたら大変な事になりそう。

他の外国住まいのみなさんは、髪の毛どこで切ってるんでしょ?

2016/10/04

祝!100記事!!




今日で何と100記事目の投稿になります!

ブログを始めたのが、去年の10月だったので1年かけて100記事達成しました。
もう辞めたかと思ったって何回言われたか!まだ辞めんぞ!!笑



ブログは楽しい

よく、もう辞めたかと思ったって言われるんだけど本人的にはかなり楽しんでいます。
文章の質は置いておいて。笑 ブログを書くのはかなり楽しいし、いい息抜きになっています。


頭のトレーニングになる

思っている事とか、起こった出来事を文章にするってかなり難しい。
どう書いたら伝わるだろうか?といつも頭をフル回転させながらパソコンに向かっています。日々使うのはドイツ語がメインなので、ブログは日本語を忘れないためのいいトレーニングになっています。まぁでもやっぱりちょいちょい忘れてしまっていて、この前壁紙のことをカベシって言ってしまって爆笑したばっかりwww


ネタ探しが楽しい

ブログを始めてから、常に何かブログのネタにできる事はないかな〜と考えて生活しています。ネタ帳もつけてるよ!あんた言うほどブログ書いてないやんってツッコマレそうなんですが。笑
あと、ブログのために写真をよく撮るようになりました。


物事を追求するようになった

間違った事は発信できない!ということで、何か情報を載せるときには間違っていないか徹底的に調べるようになりました。
あと、ちょっと疑問に思ったことでもブログきっかけにより深く知ることが出来るようになりました。





これから

もともと、ブログを始めたきっかけって友達に私の生活は謎に包まれていると言われたことからでした。FaceBookはたまーにしか更新しないし、インスタもやってないし、、ドイツの田舎生活ってこんな感じですよ〜って言ういわゆる生存確認みたいなものとして始めたんですが、思ってみたらあまり普段の生活について書いてないね。
なのでこれからもっと日々の出来事について書いていきたいなぁ。

あいつはどうしてんだ?生きてんのか?と思った時にでも見ていただけるような、そんな立ち位置のブログにしていきたいです。

もちろん、私も他の方の記事にかなりお世話になったようにビザ関係とかドイツ生活お役立ち情報なども発信していきたいです。

これからもぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いします〜


2016/10/03

変わった野菜、果物シリーズ 「Hokkaido Kürbis」




不定期でお送りする変わった野菜、果物シリーズ。
 
今回は、Hokkaido Kürbis(北海道キュルビス)
北海道かぼちゃ。見た目は普通なんだけど、名前が変わってるという事で!


ドイツではきっと一番メジャーであろう、このオレンジ色のかぼちゃ。
何故か北海道と名前がついているのです。

色んな人にその由来を聞いてみたものの誰も知らず、でも最近になって遂に知っている人を見つけました!





Im 16.jahrhundert brachten Portugiesen den Kürbis nach Nagasaki, von da verteilte er sich in ganz Japan. 1878 kam aus USA die Sorte Hubbard, hatte aber harte Schale und wenig Geschmack. Deshalb versuchte man bessere zu züchten. Auf Hokkaido den Riesenkürbis 栗味 (kuri aji). Aus dieser Sorte sind die meisten anderen entstanden, z. B. 会津赤川甘栗かぼちゃ aus Fukushima und Uchiki kuri aus 打木町 . Heute kennt man die Sorte auf dem Bild utsugi akagawa amaguri kabocha unter dem Namen Hokkaidokürbis. Vermutlich war der richtige Name zu lang und schwer für Europa und die ersten Sorten aus Hokkaido bereits bekannt.  Hoffe das hilft dir 😘... Hab einen großartigen Tag.
16世紀、ポルトガル人によってかぼちゃは日本に伝来し長崎から日本中に広められた。1878年にアメリカのHubbardという種のかぼちゃが到来したが、皮が硬く味も良くなかった為改良が進められた。北海道では栗味という巨大なかぼちゃが開発され、そこからまた更に福島では会津赤川甘栗かぼちゃが、打木町では打木栗、という様に新種のかぼちゃが開発されていった。今日ヨーロッパで北海道かぼちゃと呼ばれているものは、打木赤川甘栗かぼちゃという種なのだがヨーロッパで流通するには名前が長く複雑すぎるため、最初の品種が北海道で開発されたものであったことから、北海道かぼちゃと名付けられた。




っという事で、このかぼちゃは日本からヨーロッパに伝わったものでした!
何だか愛着が湧く〜
早速スープにしてみました!


汚いwww
もう性格丸出しね。笑 なんかスンマセン。

この茶色のベェ〜ってなってるソースは、マギー。
ちょっとかけるとぐーんと美味しくなる、日本でいう味の素みたいなもの。


タイでもよく見かけたような?



2016/10/02

お気に入りのビアガーデン「Zur Alten Fähre」




うちから7キロくらい奥にある小さな町に、夏季限定でオープンするお気に入りのビアガーデンがあります。
ここが好きだと言うと何で?とよく言われるんだけど雰囲気と、景色とその静けさが何とも言えず好きなのです。

今回はサイクリングがてら自転車で行ってきました!




ビアガーデンはこの大きな橋を渡った反対側にあります。



ど田舎の、本当何もないようなところにあるんだけどいつも満席!


名物はポークステーキ。(写真手前左)
いい具合にローストされた玉ねぎがたっぷり乗っていて、美味しい〜!



一番好きなのが、このビアガーデンの目の前に広がる景色。
教会がマイン川に反射して映る姿は圧巻です!車もほとんど通らないし、何だか時が止まったような静寂に包まれているのです。ここなら何時間でも座ってれる。



誰も行かないとは思いますが。笑
一応情報貼っておきます!





Zur Alten Fähre


Fahrgasse 6
97845 Neustadt-Erlach

TEL: 0 9393 / 99 8 23
MOBIL: 0 170 / 2 97 40 52

Öffnungszeiten
MI-DO 17-22Uhr
FR 15-22Uhr
SA-SO 12-22Uhr
Montag und Dienstag Ruhetag

2016/10/01

青いバケツ事件




私の働くホテルにはこれと言ったルールがない。
皆が皆、自己流に働いていてカプチーノを作る時のエスプレッソの量さえも人によって違う始末。要は最終的にちゃんとしていればいいのである。

でもそれがゆえたまにややこしい事に巻き込まれる。
先日、客室担当の同僚Mがすごい剣幕で私の方に向かってきてこう言った。



同僚M 「サキ!あんた青いバケツ使ったでしょう!あれは私のだから使わないでよ」



ホテルには掃除用に青いバケツと白いバケツが準備されている。
だけど、もちろんここにも決まったルールはなく誰がどのバケツを使っても良いはずだったのだが…どうやら青いバケツはMのものらしい。
でも、そもそもその日も前の日も私はバケツを使う機会などなかったのだ。
Mの青いバケツを使って困らせた訳でもないのに、何故他の同僚のところに行かずに私にだけ向かってきたのだろうか?




 私 「青いバケツはMのだということは分かりましたよ、でも何で私にだけ言うの?それなら他の皆にも言ってくださいよ」

 同僚M 「だってラキが、サキが使ったって言ってたんだもの」



 ラキ!お前か!!!!

ラキとは私と名前のよく似たまた別の同僚である。
ラキ、サキ、、



よくこんな面倒くさい事に巻き込んでくれたな、とラキに事情を聞く気満々でいたが同じ週に彼はホテルを辞め、去っていったのであった。それがゆえ真相は謎のままである。

ルールはないようで、実はたくさん。
このホテルで働くということは、こういう暗黙のルールを理解し、うまい事付き合っていく事であるのだと痛感した出来事であったのだった。(はぁ、めんどくさwww)